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屋根の劣化を早めるコワーい苔「ツブダイダイ」

ツブダイダイ

 

ツブダイダイ

 

ツブダイダイ

苔の撤去跡です

防水層が劣化したセメント系の瓦に繁殖する苔です。
瓦だけでなく、コンクリート・セメント製品の縁石やブロック塀などにも多く見られます。
中にはアンテナの錆とお思いの方もおられますが、茶色の苔は地衣類のダイダイ苔の仲間で、ツブダイダイ苔です。
1つの固体が1年間に直径1mmくらい成長します。

鳥などの外敵から身を守るために、忌避物質を生成するのですが、そのほとんどが酸性の物質であり、セメントやコンクリートを侵食します。
放置しますと、セメント素材が もろく割れやすくなってしまいます。
カラーベストの場合、防水効果が薄れると、瓦が乾湿を繰り返すことで、松笠が開くように、瓦が反って割れやすくなります。